小さい私たちの家の間取りで一番考えたと思うキッチンについて書きます。
建築士で設計などにも精通した方が、契約前の打ち合わせからずっと担当してくれる工務店に出会えて本当に良かった思います。
何度も何度も図面を書いてもらいました。本当に感謝しかない。
みんなウチの工務店で作ればいいのに。
【こだわりNo.1】Ⅱ型キッチン
玄関からリビングだけではなく、キッチンへ直接行けるウォークスルーのシューズクロークが希望。
買い物後に帰ってきて、直接パントリーや冷蔵庫へ行きたい。
北海道に勝手口の発想はあまりありません。
ビルドインガレージからキッチンにつながる入り口がある家もあり、それは最高ですが熱損失も気になります。
対面キッチン。キッチンからなるべくリビングを見ながら作業したい。
もし小さい子ができたら、なるべく視界に入れたい。テレビも見たいw
この2つの条件だと、サイズ的に標準的なコンロとシンクを1列に配置する対面・I型キッチンやアイランドキッチンをどうしても入れることが出来ません。
ウォークスルーの玄関を諦めなくてはいけないのか…?
そこでご提案頂いたのが、Ⅱ型キッチン。
料金は少し上がってしまいますが「これだっ!」となりました。
これなら妻の要望を叶えた間取りでかつキッチンが収まります。
リクシル アレスタシリーズの標準でⅡ型がありました。
パナソニックは寸法があうものが無くアレスタ一択に。
間取りについてはこちらに書いてます↓
【こだわりNo.2】キッチン一体型のダイニングテーブル
キッチン一体型のダイニングテーブルをキッチンに横並びで、アイランドキッチンの様なフラットな印象で造り付けで作りたい。
ダイニングテーブルをキッチンに横並びにするストレートダイニングは、よくあるレイアウトです。
食事中にシンク等が見えるのが嫌という意見もありますが、配膳や片付けの事を考えるとキッチンから離してダイニングテーブルを置くなど考えられない。
「作る→配膳→食べる→片付け」の動線を最短に。
対面キッチンのカウンターを広く取り、ダイニングテーブルとして使用するのは無しです。
食事中にテレビが見れなくなるのでw
横並びにできたので食事中に空いたタッパー等座ったままシンクに投げ入れできて最&高!
この要望は分かります。しかし次が問題でした。
【こだわりNo.3】床下げ(ダウンフロア)
キッチンの腰壁をできる限り低くして、そのレベルに笠木と繋がった造り付けのダイニングテーブルが欲しい。
よく見かけるのがキッチンの腰壁にダイニングテーブルぶつけて配置するパターン。
完全に好みですがこれは嫌との事。
こういうの↓
しかし、これを普通にやろうと思うとダイニングテーブルの高さが高くなって使いづらくなる。
と言うよりも、その高さに合うダイニングチェアは見つける事が出来ませんでした。
腰壁とテーブルをもっと高くしてカウンターチェアにしてる人もいますね。
そこで、ダイニングテーブルを通常の高さにする為に出来ることは、、
そう。「キッチンの床を下げる」です。
キッチン部分の床を15cm下げてもらいました。
図面ではこんな感じです↓
これも結構な追加料金に。。
でも、妻の理想のキッチン一体型の造り付けダイニングテーブルが実現できました。
前面に立上げのないフルフラットなアイランドキッチンが見た目は好みだったけど、こうした事でリビングから見た時にシンクの方を少し目立たなくできて、かつ見た目の印象はかなりフラットなものになった!大正解で大満足!
しかもキッチンに立っている時は天井が高く感じるから狭い家でも広々感じて気持ちいい!
リビングに座っている人との目線も近くなります。
腰壁のモールディングはDIYしたものです。
テーブル脚も自分たちで交換。
【こだわりNo.4】縦に使うキッチン家電収納
大枠は決まりパントリー兼食器棚の収納も確保できました。
次に困るのはレンジやトースター、炊飯器の置き場所。
一般的なI型キッチンであれば後ろにキッチンとお揃いのカップボードを設置したり、食器棚に設置するスペースを開けたり、そこに置くか収納します。
Ⅱ型キッチンの場合どうしたら良いの??
IH側のキッチンを広く取ってワークトップに並べる?デッドすぎない?
そこで考えたのが縦に使うキッチン家電収納。
キッチン家電の中で一番幅の広いレンジの幅を基準に考えて収納棚を作っても、IH側のワークトップの幅が狭すぎにはならいと判断。
トースターや炊飯器は引き出して使えるスライド棚にすれば熱や蒸気の心配もなし。
レンジの上も収納ができてデッドスペースではなくなる。
ただ、この3段が人が使いづらくならない限界範囲かなとは思います。
我が家のキッチン家電の中では炊飯器のご飯を装う動作が1番やり辛くなってはいけないので、真ん中のちょうどいい位置にくる様にしました。あとは、レンジが高すぎず、トースターが低すぎにならない位置に。
また、この収納にロールスクリーンもつけて隠せる仕様に。
我が家のロールスクリーンは基本埋め込み(天井掘り込み)です。
ゴミ箱置き場をどうするか、と言う課題もありましたが、
一番下にちょうどスペースが出来たのでフラップ式でキャスター付きのゴミ箱をDIYしました。
次のページに続きます!!!
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