屋根

屋根については、たとえ注文住宅でも相当知識がある人以外はプロにお任せなのではないでしょうか。
建築会社から説明されることがほとんどない内容の様ですので、自ら確認する必要があります。
私たちも屋根は工務店が出してきたプランでOKだと思ってました。

屋根ってどれも同じじゃないの?(ド素人)
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プロの意見

私たちの義兄が、なんと屋根板金屋さん!

屋根に関しては知識ゼロの私たちは、ぼったくられていないかだけ知りたくて、上がってきた見積もりと明細を見てもらうことにしました。

金額だけではなく使用する部材等も確認してくれて、アドバイスをもらいました。
その結果、屋根と外壁はどの部材・工法かで雨・雪からの建物へのダメージが大きく変わってきて将来の修理代や家の寿命に大きく影響することを認識させられました。

専門的な内容でしたが、私たちが理解出来た範囲で必要な内容だけ書きます。
皆さんもお願いしてる建築会社さんには下記の2点は確認しておいてください。

ルーフィング

ルーフィングとは屋根の下地となる野地板(野地合板)の上に施工される家には非常に重要な防水材です。
どのルーフィングを使用するかで将来、雨・雪による家へのダメージに大きく影響すると言えます。

雨漏り原因の多くはこのルーフィング。
数年~数十年後に雨漏りを引き起こし、修理費用が数十万円~数百万円になることも多々あるとのこと。
雨漏りなんて昔の家だけじゃないの?(ド素人)

当初は「PカラーM(アスファルトルーフィング940)」という製品が見積もりされてましたが、多くの修理をこなしている義兄から勧められて改質アスファルトのルーフィングにアップグレードすることにしました。

4万円弱の追加となりましたが、将来の数十万円~数百万円の出費を考えると安いものと考えました。

改質アスファルトのルーフィングを使用すると良い。

私たちは義兄が良いと薦めてくれた「タディスブラック」というルーフィングにしましたが、ここまでのグレードのものではなくても改質アスファルトであれば大丈夫とのことです。

平成ルーフ

これは雪が積もる地域の話ですが、屋根については平成ルーフ長尺にすることで「すがもれ・すがもり(すが漏れ・すが漏り)」の心配がなくなるとの事です。

「すが」とは仙台などの東北地方の方言で「氷」という意味です。また北海道でも「すがもり(すが漏り)」は屋根の積雪による水漏れを指します。つまり、氷や雪が屋根に積もり、そこから水漏れが起こると現象を指します。

出典元:生活110番

すが漏りについてもっと詳しく知りたい場合は「生活110番」を確認してみてください。

平成ルーフではない家も多いらしいので、工務店に確認したところ私たちの家は平成ルーフの長尺でした。

屋根材?作り?私たちもよくわからなかったのですが、屋根は平成ルーフ長尺かを確認しておきましょう。

さいごに

少し初期費用が上がってしまいますが、将来の修理費用を考え屋根の部材等もしっかり考えておくことをお勧めします。

また、義兄から外壁についてもアドバイスをもらったので、次回は外壁について書きたいと思います。

外壁
外壁選びは、初期費用とメンテナンス費用等のランニングコストをしっかり考えておく必要があります。 色々調べたり話を聞いた入りして、私たちが外壁をどの様に決めたかを書きたいと思います。 窯業系サイディング・ガルバリウム鋼板・金属サイディング・塗り壁・タイルの比較。

ご質問等がございましたら、お気軽にご連絡下さい。

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