今回は照明について。部分的にブラケットライトやペンダントライトを使用しますが、妻の要望で基本的にはダウンライトをつけることになりました。
私は「popIn Aladdin」が流行ってるので少しシーリングライトも捨て難い気持ちでしたが…
LED一体型 (LED内蔵) or 交換型
実は私も妻もダウンライトに一体型と交換型があることを知りませんでした。
照明プランを見て「LED一体型」の文字。
LED一体型が気になり調べて見みました。
LED一体型のダウンライトは電気が切れたらLED電球の交換ができない。
そしてダウンライトの交換は電気工事士の資格が必要な為、業者さんに頼んで交換する必要があることが分かりました。
LED電球は寿命が長く、その寿命は4万時間といわれており、1日8時間くらい点けると仮定すれば10年以上持つ想定とのこと。
LEDが10年持たない。長寿命は嘘だ。みたいな話も多いし…
ということは、10何年か後にまたお金をかけて交換工事をしてもらうってことです。
交換型はないんですか???
一応あるみたいです。
なぜLED一体型が主流なのか。
「価格が安い!」これ。以上。
あとは?
「調光ができる!」…いらない。
明るさ切替の電球があるし切替で良い。
しかも調光のスイッチが高い!
あとは?
「LEDの寿命を考えて、本体の器具の方が先に壊れるという想定」本体の耐用年数がだいたい10年とのことです。
どうせLEDが切れる前に本体が壊れるということ?
いや、実家とか周りの家の話聞いても2、30年経ってる家の電気の本体の器具が壊れた話なんて聞いたことない。
交換型に変更してください!!!
- 《一体型のデメリット》
LEDが切れたら、交換は業者に頼んで本体の器具ごとの交換。
住んでみて色見や明るさが気に要らなくても交換は器具ごとの交換。しかも自分では出来ない。
- 《では、交換型のデメリットは?》
価格が高い。
一体型ダウンライトの金額が交換型の本体の金額くらいです。
ということはLED電球の金額が個数分増えるという事になります。
大きな家で交換型のダウンライトをたくさん付けると金額はかなり上がってしまいますが、私たちの家では40個くらいなので、少し金額は上がりますが交換型のダウンライトを付ける事にしました。
断熱施工対応のダウンライト
実は照明が難しすぎて勉強をしようと、とある大手電機メーカーのショールームで話を聞いてきました。
現在の主流が一体型のダウンライトで交換型の種類は少ないとのこと。
一番の問題点となりそうなところが交換型のダウンライトは断熱施工に対応していないこと。(※1)
どういうことか。
上記の図の『A』の様に天井裏に断熱材を入れる家があります。(おそらく殆どの家)
ダウンライトは天井に穴をあけて天井裏に本体を出して設置するのでこの断熱材との接触を考えなくてなりません。
『A』断熱工法の家でダウンライトを付けると考えた場合、断熱施工対応(S形ダウンライト)を使用しなくてはなりません。
断熱施工対応(S形ダウンライト)のダウンライトであれば『1』のブローイング工法『2』マット工法の断熱材をそのまま施工でき断熱性への影響はありません。
断熱施工に対応していない交換型ダウンライトの場合、断熱材と接触しないようにしなくてはなりません。『3』
これでは気密・断熱性が失われ、寒い地方の家としては死活問題です。
そこで天井裏に断熱材を入れる家では断熱施工対応のダウンライトを選択しなくてはいけないので、ダウンライトをつけたいのであればLED一体型となってしまいます。
どうしても交換型にしたければ、断熱施工対応の交換型ダウンライトを販売してるメーカーを探すか、販売されることを望むしかありません。
因みに私たちの家は『B』の断熱工法なので問題ありませんでした。
(※1)2019/1/11時点の主要メーカーを調べた結果。
P.S.
参考までに持ち家の人に妻が聞いてみた。
担当者に聞いてみたら、建売のダウンライトはほぼ一体型。
注文住宅でも何も言わなかったら一体型が普通とのことです。
10年後とかに電気が切れてから、これどうやって変えるんだ?ってなるんですね。
そこで業者に頼んで交換しないといけないことに気づくのです。
恐ろしい…
ご質問等がございましたら、お気軽にご連絡下さい。
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